【ハーブ辞典22】ヤロウは更年期障害の症状を緩和させる | コモラボ|国産無農薬ハーブ100%・ブレンドハーブ販売

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2023/04/05 07:14

ヤロウは胃腸の機能に働きかける


ヤロウは、生薬としてヨーロッパの薬用植物療法で用いられてきた歴史があります。主な効能には消化不良や食欲減退、けいれん性胃腸障害などの改善に効果があります。

更年期障害の症状緩和に効果あり


閉経をはさむ前後約10年間を更年期と呼び、その期間に起こる様々な不調を更年期障害といいます。この原因には女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少が深く関わっています。更年期になるとエストロゲンの分泌が減少することで、自律神経の働きが乱れ、頭痛、腰痛、肩こり、ほてり、イライラ、うつ状態などの症状が起こります。ヤロウは女性ホルモンに作用して分泌の乱れを落ち着かせて月経を正常にし、更年期障害をやわらげる効果があります

止血作用と血圧を下げる効果もあり



ヤロウの葉には、止血作用があります。昔からヤロウは止血薬として使用されてきました。洗浄した軽い傷にはヤロウをもんで包帯を巻いて用いられています。ほかにも血液と関係する作用として、末梢血管を拡張し、血流をよくすることから血圧を下げる効果があるとされています。

免疫力を高めて風邪の予防にも効果あり



ヤロウの精油は、アズレンブルーと呼ばれる美しい青色をしています。この色は、抗ウイルス作用が強いカマズレンという成分を豊富に含んでいることによるものです。そのため免疫力を高め、風邪の予防にも効果があります。ヤロウは、発熱時や風邪のときによく使われ、エルダーフラワー、ペパーミントとブレンドして古くから使い続けられています。発熱時にヤロウのハーブティーを熱いうちに飲むことで、汗をかいて熱を下げ、汗と一緒に体の毒素も出すことができます。

抗炎症作用に優れており肌荒れを改善させる


ヤロウは、炎症反応を鎮静させる効果があります。ヤロウの抗炎症作用は、肌荒れに効果的なので化粧品にもよく配合されています。お湯を張り、精油の蒸気を顔に当てるアロマテラピーのフェイシャルスチームとして、外から使えばニキビによく、治りにくい傷、炎症、かゆみ、潰瘍などの皮膚トラブルには入浴剤、湿布として利用されています。

利尿作用と発汗作用でデトックス効果もあり


ヤロウは、新陳代謝を高めてむくみを予防・改善する効果があります。体の不要物が外に出やすくなるので、皮膚をきれいにしてくれます。皮膚をきれいにするために、外からも内側からも使えるすぐれたハーブです。ハーブティーとして中から取り入れると利尿作用と発汗作用があるため、膀胱炎にも効果があります。

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【このようなお悩みの方におすすめです】

☐肩こりや首こりがつらい
☐肩が張ってくると頭痛がする
☐手足など末端の冷え性が強い
☐精神的な緊張が強い
☐更年期特有の症状が出ている
☐生理痛が強い
☐貧血が気になる
☐息切れしやすい

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